『朱月光翼』
デジラマ製作記
Twitterフォロアーのヒイロさんのツイートを見かけ、前々からエフェクトパーツを使用したデジラマを試してみたいコトもあり挑戦してみました。
火の鳥はどうやって表現しようかな。
画像の準備
まずは元画像の下準備。Twitterからダウンロードした画像で準備していきます。
今回は、「本体」「火の鳥」「エフェクト」の順で異なる処理を施した画像が重なることになるので、Photoshopを使い部分ごとに切り分けます。このとき、各パーツを同じサイズの画像で保存しておくと後工程が楽になります。
後加工で見え方が変わってくるので、この時点ではそれほどきれいに切り抜く必要はありません。
本体 火の鳥(羽) エフェクト
背景準備

Illustratorで新規ファイルを用意します。サイズは1510×1080ピクセル。(19200×1080から作り始めましたが、バランス調整のためにトリミング。)
最下層のレイヤーに背景画像を貼り付けておきます。
画像の配置
背景+本体 背景+本体+火の鳥+エフェクト
レイヤーを追加し、背景の上に本体画像置き、バランスを取ります。
本体画像は背景の色味に合わせPhotoshopで色調整。
更にレイヤーを追加していき、「火の鳥」、「エフェクト」と重ねて行きます。
本体レイヤーの加工
影の作成
影画像追加 影のエフェクト
本体画像をコピーし上下反転。位置と上下幅を調整し本体の影を作成します。
影画像に、「ギザギザのエッジ」「ぼかし(ガウス)」「光彩(内側)」「不透明度(乗算)」を設定。
本体の加工
本体加工
本体画像に対し「光彩(外側)」を黒色乗算で行い、背景に対して薄く影をつけることで馴染ませます。
火の鳥レイヤーの加工

まず火の鳥画像を用意します。今回はイラストACで「火の鳥」のキーワードで検索して持ってきました。
ダウンロードした画像を今回の絵柄に合わせて向きと羽根の角度、色を変更していきます。

用意した火の鳥画像を「火の鳥」レイヤーのパーツに合わせて配置します。

火の鳥画像をコピーし、上下反転、高さの変更、位置調整し、火の鳥の地面への照り返しを作ります。

火の鳥に対し「ぼかし(ガウス)」「光彩(外側)」、照り返しに対し「ぼかし(ガウス)」「不透明度」を設定。

火の鳥画像と照り返しに対し、ボケ足を加えるために円形のグラデーションで不透明マスクをかけます。

元画像の火の鳥の羽部分のエフェクトパーツに対して「ぼかし(ガウス)」と「透明度」を設定し、背景と追加した火の鳥パーツに馴染ませます。
エフェクトレイヤーの加工
エフェクト表示
エフェクトレイヤーを表示。
エフェクト加工
エフェクトパーツの画像に対して、「光彩(外側)」「ぼかし(ガウス)」「不透明度」を設定します。
完成
エフェクトが少し弱かったので、同じ画像をもう一枚重ね、こちらにも「光彩(外側)」「ぼかし(ガウス)」「不透明度」を設定し調整。完成です。
エフェクトパーツのハイライトはIllustratorの効果で作るものとは違う感じが出て楽しいですね。今度自分の作品にも応用してみます。
投稿者プロフィール

-
プラモデル初心者で「30 MINUTES MISSIONS」の沼にハマりつつあります。
デジラマ作成に使用しているソフトはAdobeのIllustratorとPhotoshop。ほとんどの画作りをIllustratorで行い、Photoshopは画像の準備程度に使用。
I am a beginner of plastic models and am addicted to the swamp of "30 MINUTES MISSIONS".The software used to create the Digirama is Adobe Illustrator and Photoshop.Most of the image creation is done in Illustrator, and Photoshop is used for preparing images.
最新の投稿
アルト2022.01.18アルト【dis】/ALTO[dis]
火山惑星戦2022.01.04火山惑星戦
バイロン軍2021.11.25バイロン軍試作空戦用準EXAMACS/Byron Prototype Air Battle Semi-EXAMACS
スピナティア2021.11.25スピナティア 002【苍龙】/Spinatia 002【Cānglóng】
当サイト内の記事による30 MINUTES MISSIONSのEXAMACS(エグザマクス)・エグザビークル・ストーリーに関する設定は、DATURA工廠及び寄稿者の独自設定であり、公式の設定とは異なります。
The settings related to EXAMACS, Exa Vehicle, and Story of 30 MINUTES MISSIONS in this site article are the original settings of "DATURA Factory" and the contributor, and are different from the official settings.